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広島トモテツバスのボンネットバスでレトロな旅を楽しもう

回は、広島県福山市にある通称トモテツバスと呼ばれているバス会社のボンネットバスをご紹介します。トモテツバスは、広島県東部の沼隈半島を中心としたエリアで路線バスを運行する会社です、トモテツバスの中でも、特に注目されているのが、ボンネットバスと呼ばれるレトロなバスです。ボンネットバスは、昭和33年製のいすゞボンネットバスで、日本最古クラスのバスです。ボンネットバスは、毎年4月から12月の土日祝日限定で、福山市内と鞆の浦の名所を巡る定期観光バスとして運行されています。

ボンネットバスの魅力は、そのデザインと乗り心地です。バスの前面には、大きなライトとグリルがあり、ネコバスを思わせるかわいらしいフォルムをしています。バスの色は、赤や青や緑など、カラフルで、バスの中は、木目調の床や窓枠、レザーのシートなど、レトロな雰囲気が漂います。バスに乗ると、まるでタイムスリップしたような感覚になり、バスの運転手さんやガイドさんも、昔の制服を着ています。バスに揺られながら、瀬戸内海の多島美や鞆の浦の歴史や文化を楽しむことができるのが魅力です。

ボンネットバスで行く観光スポットは、福山市内と鞆の浦の見どころが満載です。福山市内では、福山城や福山ローズパーク、福山市民球場などを巡ります。観光コースは、福山自動車時計博物館・国宝明王院に立ち寄り鞆の浦に向かいます。鞆の浦は、奈良時代から「潮待ちの港」として知られており、江戸時代の町並みが現存する港町です。鞆の浦は、2017年には伝統的建造物群保存地区に指定され、2018年には日本遺産にも認定されました。ボンネットバスからのぞく景観は、新鮮で美しいです。

ボンネットバスの料金は、鞆の浦で解散するAコースが2,300円、福山駅で解散するBコースが2,700円です。ボンネットバスには冷暖房設備がついていませんので、季節に応じて服装や飲み物などを準備する必要があります。ただ、夏場のみ熱中症対策のため通常のバスで運行予定です。

ボンネットバスは、予約不要で、福山駅から乗車できます。ボンネットバスは、レトロでかわいいバスで広島の魅力を巡るユニークな旅です。ぜひ一度、体験してみてください。きっと楽しい思い出になると思います。


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