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竹島で癒される一日を

今回は愛知県蒲郡市にある竹島をご紹介します。竹島は三河湾に浮かぶ小さな島で、本土とは竹島橋で結ばれていて、島全体が天然記念物に指定されているほど、自然豊かな場所です。

竹島に着くと、まず目に入るのが大鳥居で、この鳥居の向こうには、開運・安産・縁結びの神様を祀る八百富神社があります。日本七弁天の一つとされる竹島弁天は、古くから多くの人々の信仰を集めています。

島の中央にある神社の周りには、色とりどりの花や木々が咲き誇っていて、島には238種の高等植物が自生しているそうです。暖地性の植生で、対岸の植物相とは大きく異なるという特徴があり、島の外周を歩くと、約30分で一周できます。途中、海岸や岩場に出ると、三河湾の美しい景色が広がっているので、波の音や風の香りに癒されます。

竹島の対岸には、海辺の文学記念館や蒲郡クラシックホテルなど、歴史ある建物があります。海辺の文学記念館は、かつて料理旅館「常磐館」として文人たちが利用した場所で、菊池寛や小津安二郎などの作品にも登場します。蒲郡クラシックホテルは、城郭風の外観にアールデコ様式の内装という独特の建築で、春には「つつじまつり」が開かれます。竹島から眺めると、レトロな雰囲気が漂っています。

竹島は、自然と文化が調和した魅力的な島です。日常の喧騒から離れて、心身ともにリフレッシュされたい方にはおすすめです。ぜひ一度訪れてみてください。

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